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妊娠中に診断された無脳症、無頭蓋症。
どんな気持ちでどんなことをして、どう乗り越えたのか
今回はクリニックで無脳症の可能性を指摘され、
大学病院を受診したときについてまとめました。
無頭蓋症、無脳症と診断を受けた妊婦の気持ち
・無脳症、無頭蓋症と診断を受けた妊婦さん、家族へ
・心の整理がつかない
・これからどう乗り越えればいいのかわからない
・近くに同じ状況の人がいない
大学病院に行くまでの気持ち
不安と恐怖でした。
頭の異常はあるのか
異常があったらどうすればいいのか
でも、違うかもしれない
一人で話を受け止めることができるのだろうか
病院に行くまでが長く、病院についてから早く時間が過ぎたように感じました。
大学病院での診察
問診票を書き、身長と体重、血圧を測ったあと
すぐに診察室に入りました。
エコーは15分くらいしながら説明してくれました。
手足を動かす約5cmの赤ちゃん。
結果は思っていた以上にショックなものでした。
無頭蓋症、無脳症の診断
エコーを見ながら先生からは
目から上の頭の骨がなく、頭は薄い膜で守られている状態です。
今、脳はありますが、今後羊水にさらされて無くなっていくと思います。
今後、しっかり成長した後生まれても、外で生きることができません。
診断は、無頭蓋症と無脳症でした。
原因は不明です。
誰のせいでもありません。
そう告げられました
診断時の私の気持ち
私の中で、ショックな自分とスッキリした自分がいました。
今、こんなに元気に動いているのに生きられないのか
葉酸は妊娠する前から飲んでいたのに。
妊娠5週のときに結婚式で無理してしまったから?
自分を責めました。
一方で2週間以上正常か、異常かわからない曖昧な期間が長かったこともあり
夫婦で決断ができていたので
頭の骨無かったのか、そっか…
と納得していました。
今後の選択肢
今後について先生から
2つの方法がありますと告げられました。
☆人工妊娠中絶をする
母体の負担を考え、妊娠を中断する方法を選択する方がほとんどだということ、
胎盤が完成されている状態のため妊娠15週だと思うと伝えられました。
子宮口を詰め物をして広げて子宮収縮剤を入れ、出産の流れになります。
☆妊娠の継続
妊娠を継続する方法もありますが、生まれたあと外の世界では生きられません。
頭の骨が未熟なので、帝王切開での出産になると伝えられました。
今後に対する私の気持ち
つらかったけれど、嬉しかったです。
母子手帳をもらっていない、出産予定日が決まっていない曖昧な状態だったので
自分と赤ちゃんをつなぐ胎盤ができていること、本来の出産予定日が知れたこと
出産できるということ
赤ちゃんと触れ合える、思い出を残せること
いなくなるわけではないんだ、そう思えました。
無脳症は1000分の1の確率です。
今後への前向きな気持ちがあり、夫婦で妊娠の継続を一旦休憩することにしました。
お空で赤ちゃんが忘れ物を取り行けるように…
→つづきます
最後まで見ていただきありがとうございました!
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