急性期から施設看護師に転職してどうだったのか

転職ってしたことない人からすると

と感じる方が多いと思います

私もそうでした。

看護師歴5年目の25歳が急性期病院から施設へ転職してどうだったかぶっちゃけて行こうと思います

職場環境が悪い、自分に合っていないけれど転職に踏み出せていない方へ届くと嬉しいです！

転職したきっかけ

まず、新卒で急性期病院に就職した理由は

• いざという時に行動出来る看護師になりたい
• 体力があるうちに急性期を学びたい
• 父が病気したときに急性期病院の凄さや憧れがあった
• ドラマがかっこよかったから

1番は何かあった時に瞬時に判断して臨機応変に動ける看護師になりたかったです。

というのも、自分は自由に動いてねや、何か行事の準備片付けなどで何をすればいいか分からなくてすぐに動き出せないことが多かったので鍛えようと思い入職しました。

元の性格や、後々わかる精神的特性もあり環境も人間関係もうまくいかず4年間の間に4部署経験するほど職場と自分が合いませんでした。

部署移動や、自身の死産経験など重なり、うつや精神的特性の指摘を受け心療内科で

と教えてもらい、自分のできる業務範囲を考えて施設看護師になりました。

施設看護師になってよかったこと①人間関係が良好

施設看護師は若くて30代、定年近くの方もいるので平均年齢は40代が多いです。いろんな経験を重ねたベテラン揃いなので雰囲気は和やかですし、お互いに協力しあって勤務していくチームも自然にでき上がっています。

前職場でミスを重ねてきて信頼を失ってきた私はビクビクでしたが、

といってくれました。

感動しました。

施設看護師になってよかったこと②業務量、力仕事が少ない

施設や施設規模によりますが、介護施設は生活の場なので日常生活の介助はほとんど全て介護士さんがやります。

私の職場では傷や褥瘡、点滴、摘便、痰の吸引など看護師しか出来ないことをします

入居している方が100人以上いるので多くの方を看ますが、体の負担は大きくなく疲労度もあまりありません。

仕事終わりの家事や、運動もできるようになり、家庭の時間も増え生活が充実するようになりました。

施設看護師になってよかったこと③定時で帰れることが多い、夜勤がない

急変や病院受診が長引く日以外は基本的に定時で帰ることが多く、新人は早く来て先輩より早く帰らないみたいな風習はなく自由です。

施設によりますが、私が働いている特別養護老人ホームは夜勤がなくオンコール（電話で呼ばれ、必要時に職場へ行く)なのでよっぽどのことがない限り夜に職場へ出向くことはありません。

夜勤の体の負担は相当なものなのでオンコール制はとてもいいですね。

施設看護師になって悩むこと①看護師特有の技術を行う場面が少ない

看護師は採血、注射、点滴、吸引など特有の技術があり、中には就職してからでないと出来ないものもあります。

施設は吸引は行う回数は多いですがそのほかはほとんど行う機会がありません。

看護師5年目でもっと回数をこなす必要があるため悩ましいところです。

施設看護師になって悩むこと②医者並みの判断力

施設によりますが、医師が常時いる施設といない施設があります。

常時医師がいない場合、看護師が判断しその経過を報告したり指示をもらうので、その場では看護師が医師並みに指示を出さなければならないんです。

一歩間違えると命に関わるため恐ろしいなと思います。

もちろんその場、その日にいる看護師で相談し決めるため1人ではありませんが、もし間違ったらと思うと不安、責任感を感じます。

施設看護師になって悩むこと③あるもので処置、対応していくこと

施設は病院と違って設備や処置具など少なく、あるもので工夫して対処していかなければなりません

また、いつどんな怪我や傷ができるか分からないので教科書通りにはいきません

人それぞれ対処も違います。

皮膚が弱くテープで皮膚がめくれてしまう方にはテープを使わずに傷を保護しなければいけませんし、認知症があって異食がある方には保護ができません。

なかなか難しく、先輩に聞きながら行っています。

本来の看護師としての役割や日々生活していて応用できることがあるので施設看護師になってよかったなと感じています。

まとめ

今回は施設看護師へ転職して良かったことと悩むことを紹介しました。

看護師としてではなく1人の人間として生活していて怪我をした、指を切った、かゆい、発疹が出た時に、

どんな薬を塗って、保護すればいいかを家族にしてあげられるようになったのが1番施設看護師になって良かったとおもえる瞬間です

将来は在宅看護師になりたいと考えているので日々学びながら仕事していきたいと思っています

自分に合う職場への転職をして本当に良かった！